今年の門は「首里城」。班長の山本君(2年)によると、一昨年の焼失のニュースの記憶が生々しく、再現したい思いが募って決まったようだ。昨年はタタールスタンのクルシャリフモスクと決まって、途中の部分まで作ったが、公開もなく、門の制作も中止。今年の1年生は勿論、2年生も経験がほとんどない中、これまでの設計資料や先輩からの直接の教えで制作を進めた。特に苦労したのは正面の唐破風の反りと屋根の表現。瓦の色は壁と違って、色を調合した。屋根の上の龍頭棟飾も苦心の作。
今年も門班の思いがいっぱい詰まったものになった。
その制作から解体までを写真で紹介しよう。
なお門解体後、門の通路を飾ったステンドガラス風装飾は図書館玄関に飾られた。