昨年秋発足した川越初雁会(会長・関口一郎氏・高5回)が、5月15日(火)に初夏散策会として、「木のむら」比企郡都幾川の巨木めぐりを実施しました。参加者は28名で、最高年齢者は95歳の引間 稔氏(中32回)でした。同氏は、「やすらぎの家」での懇親会で「観世流名誉師範」の肩書きを遺憾なく発揮して、謡曲「高砂」を朗々として謡い錦上華を添えました。また、写真、ビデオを熱心に撮影され家に帰り、パソコンで編集することでした。同氏が撮った「大イチョウ」の前での記念写真をご覧ください。
この散策会に元・都幾川町長の大澤尭氏(高18回・野球部)が、急坂を登ること15分の埼玉県指定の「大カヤ」を案内してくれました。
また、旧民家を移設した懇親会上の「やすらぎの家」では、荒井保雄氏(高15回・陸上部)が駆けつけて来てくれたうえ、般若湯の差し入れと建具の技術を生かしたコースターをお土産に頂きました。同氏は「建具会館」の運営理事を担当しています。
(撮影:引間稔氏)
記念に一句
手を繋ぎ巨木を測る若葉風
万緑の里の便りや多羅葉樹
木のむらの寧らぐ息吹き菁莪の花
大カヤの村守る飛翼つつじ燃ゆ (つねを)